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この言葉、テニス漫画「エースを狙え」の創作かと思っていました。 ウィンブルドンで松岡修造選手も叫んだというこの名言、 往年の名選手・福田雅之助さんが後輩に贈った言葉だったのですね。 私はテニスはしませんが、 プリン売る時はいつもこんな気持ちで取り組んでいます。 このプリンは絶対無二のプリンなり。 ん?ちょっと違うな。 この接客は絶対無二の接客なり。 こっちが近いか。 なんだかブラック企業のマニュアルみたいですけど、 つまりこのお客様とは一期一会、 二度と会うことはないかもしれない、 という気分でやりとりしています。 昨日は三鷹ホコ天での販売でした。 いつもの商店会主催のMマルシェと三鷹まるごと絵本市の合体版で、 なんと15000人以上の人出だったそうで。 昨日のホコ天はいい意味で混沌としていてすごく良かったと思う。 大好きですね。なにがなんだかもう説明しきれない!みたいな。 その混沌の中のちっぽけな一つのお店として野良猫みたいに 道端に存在していられるのがめちゃめちゃ気分よかったです。 Mマルシェやろうよ、と声を上げた1人の女性アーティスト・ナベカオルさんが イメージしたのはこういう感じだったのかな、と思いました。 ただ、絵本市のゾーンで出店したため いつものお客様にはビッグエコーのあたりを かなり探していただいたみたいで 本当ーにごめんなさい。 昨日はサンドイッチのぐるまんさん前で販売していました。 (安くておいしいサンドイッチ屋さん!) そして見つけて下さって 完売となりまして、どうもありがとうございました! 売り切った後もお客様は絶えず来て下さり、 申し訳なく売り切れをお伝えし。 そうなると嬉しいのは事実だけど このままでいいのかと惑う今日この頃。 「だって作家になりたくてプリンやってるんだもん。 売り切れごめんで失礼しますよ」 というスタンスでやってきたけど なんだかこれからどうしよう。 せっかく来てくれても 行列。 せっかく来てくれても 売り切れ。 お客様が少ない時は 来てくれたお客様一人一人に 丁寧にプリンのことを説明したり 関係ないことをしゃべったりします。 いつでもそうしたいけど、 そうも行かない。 絶対無二の一球なのに。 売れなきゃ悩む、売れれば悩む。 20年前にこれくらい仕事に真摯に向き合っていれば 今頃とっくに何かを成し遂げていたなと後悔しても後のお祭り。 22歳くらいの気持ちで悩むしかないのかな。 昨日遭遇した様々な人々の中でも私の心をとくにざわざわさせた ジャグリングアーティストの二人の青年、 スポーツ刈りの女性スパイス屋さんのことなど 別の機会にアップする予定です。 こういうイベントに参加するのは プリンを売るとともに、 「うーわー。話聞きたい、そして書きたい…」 って思います。 家にいてネットを見ているだけではやっぱりこうはならない。 *** 〈だらだら書きます〉というカテゴリを作りました。 物語でも告知でもないことをここに書くことにします。 *** 無二の一球とか ゆく河の流れは絶えずしてとか、 一期一会とか。 月曜日はプリン屋定休日。 先日学生時代の同窓会がありましたが、 出席できなかったので、 今日は出席できなかった友達と二人で ミニ同窓会@井の頭公園でした。
by mitakapurin
| 2014-10-27 18:26
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