パートのおばちゃん。今プリンの販売はしていません。
by mitakapurin
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連休いかがお過ごしでしょうか。 プリンの調理場用の部屋も昨日をもって契約終了。家族分の引越作業と比べたら羽根でさっとなでるように簡単なものでした。 今日からはもしプリンを作って今までと同じように売り歩いたらモグリのプリン屋ということになりますね。 プリン界のブラックジャックといったらかっこ良すぎるでしょうか。 心残りはいくつかありますがひとつは夜の繁華街で売ってみたかったな、ということ。 昼とはまったく違った風景が見れたのではないかなあと思います。
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再びですが連休いかがお過ごしでしょうか。 映画を見に行くのもいいけれど、家でこのようなDVDを見るのもおススメです。 私、ニッチェ大好きなんです。 天才だと思うんですよね、江上敬子。 ゼロからお話を作って演じて笑わせる。で、なんでかわかんないけど泣けて来るの。 どの漫才もコントもほんと素晴らしいです。
とくにこれ。(DVDでは『お母さんの告白』というもう少し上品な題になっています) 見るからにブスの親子なんですね。子供は小学校にあがったばかり。自分は可愛いと思い込んでいる。 お母さんは入学をきっかけに「これまでは秘密にしてきたけどお前は実はブスなんだ」ということを告白します。 もうね、おなかが痛くなるくらい笑うのになんでこんなに切なくなるの?親心もブス心も痛いくらいわかるわ〜 これを見て私はブッダのエピソードを思い出しましたね。 王子として生まれたブッダ。親は多感な彼が余計な思いを抱かないよう人生の苦しみとは無縁に育てて来たが、ついに彼は城の門を出るところで老人や病人、死人など、生まれて来たからには避けられない運命を目にして出家するんですね。 ブッダが通った4つの門にはそれぞれ老い、病、死、出家人がいます。女の城の5つめの門には『醜』という避けられない業があるのかもしれません。(避けて通れる人もいるけどね)
避けられない苦しみを子供に味わわせたくない、 と願うのは親としては当然のこと。 しかしいつまでもいつまでも手元で育てるわけにも行かないし、女子校に通わせていたっていつかは男性の目にさらされる日が来る。 獣の世界ではオスが着飾ってメスがそれを選ぶというのに、どうして人間だけは逆なの!? と、このように生物文化論みたいなことまで考えさせられてしまうニッチェの作品。
江上さんは近いうちに作家になるでしょうね。最近はお笑い芸人が作家に!と話題になったりしますが当然だと思いますね。 ブッダとブスとデブとブンガクというワードの響きが似ているということにすら意味を見いだしてしまいそうな連休最終日です。
by mitakapurin
| 2015-05-06 08:46
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